足助の刀匠展 を開催中 10/25-12/27

日本と伊太利をつなぎ、平和の世へ継ぐ技

会期:2024年10月25日(金)~12月27日(金) 期間中の金・土・日・祝日、ただし11月は毎日
時間:10時~16時
会場:重要文化財「旧鈴木家住宅」 豊田市足助町本町20

 香嵐渓「飯盛山」の香積寺参道の脇、人々の目につくことなく、ひっそりとたたずむ石碑をご存じでしょうか。この石碑は、足助の町にかつていた刀匠「藤原一則」の功績を称えたものです。
 足助在住の郷土史家の方から教えていただいたこの石碑について、1938(昭和13)年10月14日付の新愛知新聞の記事に「イタリーを訪問した日本新聞使節団が、ヴエネチア宮でムッソリーニ首相と会見し、メッセージとともに三河国足助住人藤原一則作の日本刀を渡した」とあります。体育とスポーツの図書館は、その刀が研磨された場所にあり、また、図書館の蔵書に、剣道の防具を日本人がヒトラーに渡した逸話をもとにした長編小説、帚木蓬生著「ヒトラーの防具」(新潮社文庫 1999)があります。なにかが繋がっていく予感がしませんか。
 今回は、重要文化財の「旧鈴木家住宅」をお借りして、藤原一則氏に関連する書物など展示します。時代の流れに身を任せながらも刀から新たな伝統を築き上げた「藤原一則」4代をしっていただく機会になればうれしく思います。

pdf版リーフレットはこちらからご覧ください


主催:NPO法人体育とスポーツの図書館
共催:足助観光協会
協力:豊田市美術・博物部 文化財課 足助分室


問い合わせ NPO法人体育とスポーツの図書館

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